計算のおすすめ設定は、天体、感受点、アスペクト、ハウスシステム、オーブの設定をまとめて切り替える機能です。何も選ばないときの「標準」の中身と、星道が計算するときの前提は、このページの後半にまとめています。
3つのおすすめ設定
モダン西洋(モダン)
現代西洋占星術でよく使われる設定です。表示するのは、太陽から冥王星までの10天体にキロンとドラゴンヘッドを加えたものです。アスペクトはコンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、セクスタイル、クインカンクスの6種類で、ハウスシステムはプラシダスです。
オーブは、コンジャンクション・オポジション・トライン・スクエアが8°、セクスタイルが5°、クインカンクスが3°です。
初心者や、一般的な書籍・オンラインリソースと同じ条件でチャートを読みたいときに向いています。
伝統(トラディショナル)
伝統技法に基づいた設定です。表示するのは、太陽から土星までの7つの古典天体とドラゴンヘッドです。アスペクトはコンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、セクスタイルの5種類で、ハウスシステムはホールサインです。
オーブは、コンジャンクションとオポジションが10°、トラインとスクエアが8°、セクスタイルが6°です。天王星・海王星・冥王星は表示されず、古典的な読み方に集中できます。
進化(エボリューショナリー)
進化占星術の流れを汲んだ設定です。表示するのは、太陽から冥王星までの10天体と、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルのノード軸です。アスペクトは5つの主要アスペクトにクインタイルを加え、ハウスシステムはプラシダスです。
オーブは、主要アスペクトがモダン西洋と同じ(コンジャンクション・オポジション・トライン・スクエアが8°、セクスタイルが5°)で、クインタイルが2°です。
ドラゴンヘッド・テイルとクインタイルを加え、長い時間をかけた変化のテーマを読む流派(進化占星術)向けです。
おすすめ設定が変える項目
どの設定も、次の項目をまとめて変えます。
- 表示する天体と感受点
- 表示するアスペクトの種類
- ハウスシステム
- 各アスペクトのオーブ
おすすめ設定の適用方法
一重円などのチャート画面、ホーム、天文暦にある歯車「表示設定」を開き、「見た目」タブの「おすすめ設定」から、使いたいものを押します。「いまの設定」には、選んだおすすめ設定の名前が出ます。おすすめ設定を押すと、上の項目がまとめて上書きされます。
おすすめ設定を選んだあとで個別の項目を変えると、「いまの設定」は「カスタム」になります。どのおすすめ設定とも合わないときは「どのおすすめ設定とも一致しません。」と出ます。
標準の設定と計算の前提
標準の設定
何も変えていないとき(はじめの設定)の中身です。「標準に戻す」を押すと、この状態に戻ります。
| 項目 | 標準 |
|---|---|
| 表示する天体 | 太陽から冥王星までの10天体。キロン、ドラゴンヘッド・テイル、リリス、感受点はオフ |
| アスペクト | コンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、セクスタイルの5種類 |
| オーブ | コンジャンクション・オポジション・トライン・スクエアが8°、セクスタイルが5° |
| 太陽・月の加算 | 太陽と月ともに+2° |
| ハウスシステム | プラシダス |
| 黄道帯システム | トロピカル |
| 読み方(リーディングレベル) | 初心者 |
| アラビック・パーツ | 幸運のパートだけ |
| 三重円のオーブ | 経過が3°、進行が1° |
マイナーアスペクトをオンにしたときのオーブは、クインカンクスが3°、セミセクスタイル・セミスクエア・セスキコードレイトが2°、クインタイルが1.5°です。
標準は、どのおすすめ設定とも違います。モダン西洋は、標準にキロンとドラゴンヘッド、クインカンクスを足したものです。
計算の前提
- ドラゴンヘッド(ノース・ノード)とリリスは、真の値で計算します。平均の値は選べません。
- サイデリアルのアヤナムシャは、ラヒリに固定です。ほかは選べません。
- 出生時刻が分からないときは、正午で計算します。ハウスと ASC は参考になりません。三重円、応用チャート、相性スコアなど、時刻がないと開けない画面もあります。
- 天文暦の位置は、毎日、世界時の正午の値です。
- ボイドは、月が次の星座に入るまでに、太陽・水星から冥王星までの9天体と、主要5種のアスペクト(合・セクスタイル・スクエア・トライン・衝)を作るかどうかで決めます。
- プログレスの出し方は三重円、ソーラーアークはソーラーアーク、コンポジットはコンポジットチャートに書いています。
- 星の巻は、表示設定にかかわらずプラシダス・トロピカルで計算します。AIとつなぐは、AI が指定しなければプラシダス・トロピカルです(表示設定は使いません)。
関連ページ
- ハウスシステム — おすすめ設定が切り替えるハウス分割方式の詳細。
- 天体・アスペクト設定 — 個別に天体やアスペクトを微調整したいとき。
- 伝統技法 — 伝統で活きるディグニティ・レセプション。