ドラコニックチャートは、ドラゴンヘッド(ノースノード)を牡羊座0°に置き直して、全天体を並べ直したチャートです。天体の並び(角度)は出生図と同じで、星座だけが移ります。出生図の星座と並べて、どこが同じでどこが違うかを見る補助の図として使う人がいます。名前はラテン語の「draco(竜)」に由来し、ドラゴンヘッドの名前に竜が入っていることにちなみます。
こんなときに使います: 同じ出生図の天体を、星座だけ別の基準で見直したいとき。出生図と一重円に慣れてから使う、応用のチャートです。
ドラコニックチャートとは
通常のトロピカルチャートでは、春分点(牡羊座0°)を基準に天体の位置が決まります。ドラコニックチャートでは、この基準点をドラゴンヘッドに置き換えます。
具体的には、各天体の黄経からドラゴンヘッドの黄経を引いて、新しい位置を出します。ハウスカスプと ASC・MC も同じだけ動かすので、どの天体がどのハウスに入るかは出生図と同じです。星道のドラゴンヘッドは真のノードです。ドラコニックの位置はノードの種類で変わるので、平均のノードで作った図とは一致しません。
トロピカルチャートとの違い
トロピカルチャートとドラコニックチャートは、同じ天体を扱いますが、基準点が違います。
| 項目 | トロピカル | ドラコニック |
|---|---|---|
| 基準点 | 春分点(牡羊座0°) | ドラゴンヘッド |
| アスペクト | 同じ | 同じ(天体間の角度は変わらない) |
| 星座の配置 | 異なる | 異なる |
出生図との比べ方
ドラコニックチャートは、出生図とドラコニックチャートを並べて、星座の違いを見る使い方が基本です。
- ドラコニックの太陽の星座: 出生図の太陽の星座と同じか、移っているかを見ます。
- ドラコニックの月の星座: 出生図の月の星座と並べて、同じか、移っているかを見ます。
- ほかの天体: 星座が移った天体と、同じ星座のままの天体を分けて見ます。
星座が移るのは、基準点を変えた結果です。どちらの図も同じ天体の位置から作っているので、違いは「別の基準で見るとこう見える」という比較として読みます。
開き方
ドラコニックチャートは、サイドバーの「応用チャート」から開きます。
- サイドバーの「出生情報」で、見たい人を選びます
- 「応用チャート」の「ドラコニック」を選びます
チャート画面のタイトルを押して、別のチャートから切り替えることもできます。選ぶとすぐに、ドラコニックチャートが計算・表示されます。
チャートの読み方
ドラコニックチャートの読み方は、基本的に出生図と同じです。星座の意味は、そのまま使えます。星道のドラコニックは、天体と一緒にハウスカスプと ASC・MC も動かします。天体の入るハウスは出生図と同じで、変わるのは星座です。
トロピカルの出生図と並べると、星座の違いと一致する点がはっきりします。出生図は一重円から確認できます。
テーブルと解説の吹き出し
ドラコニックチャートでも、右側のデータパネルとテーブル表示(天体テーブル、ハウスカスプテーブルなど。カスプもドラコニックの値です)を使えます。天体グリフにカーソルを合わせると、解説の吹き出しでドラコニック座標の度数を確認できます。
表示内容は解説の吹き出しの設定から変えられます。