三重円は、出生図に、いまの空(経過・トランジット)と、時間を進めた自分の図(進行・プログレス)を重ねて見る画面です。日付を選ぶと、その日の空が出生図のどこに触れているかを、一画面で確かめられます。サイドバーの「基本チャート」にある「三重円」から開きます。
チャート画面のタイトルを押すと、ほかのチャートへ移るメニューが開きます。「チャート」「テーブル」は、同じ三重円の表示を切り替えます。
日付の設定
三重円では、経過と進行の計算に使う日付を変えられます。
- チャート上部の日付ピッカーを押して、カレンダーから日付を選びます
- 日付を変えると、外側2つのリング(経過と進行)の天体位置が、その日の値に更新されます
- 過去の日付を選べば過去の配置を、未来の日付を選べば先の配置を確かめられます
はじめの設定は今日の日付です。選べるのは日付だけで、時刻は12時で計算します。
場所の設定
経過のハウスカスプは、観測する場所によって変わります。
- 場所ピッカーで、経過の計算に使う場所を設定できます
- 場所を変えると、経過のハウスカスプが計算し直されます
- 住んでいる場所や、出来事のある場所を指定するのが一般的です
3つのリング
内側から、出生図、進行、経過の順に重なります。ホイール上のリングの名札は、内側から「出生」「進行」「経過」です。
最内側:出生図
もっとも内側のリングには、生まれた瞬間の天体位置が表示されます。この位置は一生変わりません。経過と進行の読みは、すべてこの出生図を基準にします。
中間:進行(プログレス)
中間のリングには、進行の天体位置が表示されます。セカンダリー・プログレッションと呼ばれる技法で、生まれてから1日たった空を1年目、2日たった空を2年目、というように対応させます。
進行の図は、生まれてからの年数と同じ日数だけ進めた日時の空を、出生地で計算します。ASC・MC もその日時で出します。
進行の太陽は1年に約1°進み、1つの星座を通り抜けるのに約30年かかります。次の星座に入る年は、出生時の度数で決まります。進行は動きがゆっくりなので、内面の変化や、数年単位の流れを見る手がかりにされます。
最外側:経過(トランジット)
もっとも外側のリングには、実際の空にある、選んだ日付の天体位置が表示されます。
経過の天体が出生図の天体に角度を作ると、その時期の出来事や気持ちの動きと結びつけて読まれます。とくに土星と、天王星から冥王星までの動きの遅い星は、同じ角度が数か月から数年続くので、長いテーマとして読みます。
円の中心は、出生図のハウスで区切られています。進行と経過の ASC・MC は、それぞれのリングの外縁に小さな目盛りで示されます。
出生へのアスペクト
三重円では、ホイールの中心にアスペクト線を引きません。出生図の天体に対する経過と進行のアスペクトは、ホイールの横(スマホでは下)にある「出生へのアスペクト」の一覧で確認します。
- 一覧の上のタブで「経過 → 出生」と「進行 → 出生」を切り替えます
- 行は、オーブが小さい(ぴったりに近い)順に並びます
- たとえば、経過の土星が出生図の太陽と合を作っていれば、その行が一覧に出ます。進行の月が出生図の金星とスクエアを作る場合は、「進行 → 出生」のタブに出ます
- 行にカーソルを合わせると、その1本の線がリングをまたいで描かれ、押すと固定されます。もう一度押すか、タブを切り替えると消えます
一覧に出すオーブは、チャート画面の歯車「表示設定」の「アスペクト」タブにある「経過のオーブ」「進行のオーブ」で変えられます。はじめは経過が3°、進行が1°です。
一覧を読むと、いま出生図のどの天体が動かされているかがすぐに分かります。
テーブル表示
画面上部の「チャート」「テーブル」の切り替えで「テーブル」を選ぶと、出生・進行・経過の天体位置を3列で横に並べて比べられます。
- 各天体の星座・度数・ハウスを一覧で確認できます
- ホイールでは読み取りにくい度数の差も、テーブルなら一目で分かります
- 逆行中の天体にはRマークが表示されます
「チャート」の表示では、データパネルのクロスアスペクトマトリクスで、出生図の天体と経過の天体のアスペクトを一覧できます。