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伝統技法

星道が表示する伝統占星術・ヘレニズム占星術の技法(エッセンシャル・ディグニティ、相互レセプション、赤緯とアウトオブバウンズ、恒星)の概要です。

星道には、現代的な「天体とアスペクト」のほかに、伝統占星術・ヘレニズム占星術の技法が入っています。一重円の行や表に、ディグニティ(天体が星座の中で力を出しやすいか)、相互レセプション、赤緯、恒星との合が出ます。占星術を学んでいる人向けなので、一重円に慣れてから読んでください。

このページでは、それぞれの技法の概要、アプリでの表示のされ方、表示のオン・オフを切り替える場所を説明します。これらの技法は一重円の上で使い、プロフェクション年などの時期を見る技法やセクトと組み合わせて読みます。

「表示設定」の「見た目」タブにある「おすすめ設定」では、「伝統」を選ぶと古典の7天体とノード、主要5アスペクト、ホールサインをまとめて設定できます。ほかの選択肢は「モダン西洋」と「進化」です。くわしくは計算のおすすめ設定をご覧ください。

エッセンシャル・ディグニティ

エッセンシャル・ディグニティは、天体が入っている星座で、どれだけ力を出しやすいかを表します。星道が出すのは、次の4つの状態です。

  • ドミサイル(支配): 天体が、自分が支配する星座(自分の家)にある状態。その性質を最も出しやすいとされます。
  • イグザルテーション(高揚): 天体が尊重され、力が増す星座にある状態。
  • デトリメント(不調): 天体がドミサイルの正反対の星座にある状態。その性質に逆らって働くとされます。
  • フォール(減衰): 天体がイグザルテーションの正反対の星座にある状態。力が弱まるとされます。

トリプリシティ、ターム、フェイスは出しません。画面のバッジ名は「本座(ドミサイル)」「高揚(イグザルテーション)」「障害(デトリメント)」「転落(フォール)」です。

アプリでは、天体テーブルの各天体の隣にディグニティのバッジが表示されます(画面の設定名は「品位を表示」)。バッジは古典の7天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)にだけ付きます。判定には伝統的な支配星を使います。たとえば蠍座は火星、水瓶座は土星が支配する星座です。

天体位置とハウスを並べたテーブル

「品位を表示」は、はじめからオンです。「表示設定」›「計算・表」›「表とバッジ」で切り替えます。

相互レセプション

相互レセプションは、2つの天体がそれぞれ相手の支配する星座に入っているときに成立します。たとえば、月が山羊座(土星が支配)にあり、土星が蟹座(月が支配)にある場合、この2天体は相互レセプションの関係にあります。互いに相手の家に招かれた客のように、エネルギーを交換し支え合うと読まれます。

アプリが相互レセプションを検出すると、A♋ ↔ B♑の形式の専用行が表示され、2つの天体とそれぞれが入っている星座が示されます。判定には、ディグニティと同じ伝統的な支配星を使い、ドミサイル(古典の支配星)どうしの組だけを数えます。

「相互レセプションを表示」は、はじめからオンです。表示設定の「計算・表」タブの「表とバッジ」で切り替えます。

赤緯とアウトオブバウンズ

チャートの読解の多くは黄経を使いますが、赤緯(天の赤道から南北方向への角距離)にも固有の意味があります。天体テーブルには赤緯の列があり、この第2の座標をひと目で確認できます。

天体の赤緯の絶対値が約23.44°(黄道傾斜角、太陽が到達しうる最大値)を超えると、その天体はアウトオブバウンズ(OOB)になります。アプリは OOB の天体をバッジで示します。アウトオブバウンズの天体は、より極端で型にはまらない形でエネルギーを出すと読まれるのが一般的です。

赤緯の列と OOB のバッジは、はじめはオフです。表示設定の「計算・表」タブの「表とバッジ」で「赤緯を表示」をオンにすると出ます。

恒星

天体のほかに、特定の恒星にも長い解釈の伝統があります。星道が扱う恒星は、レグルス、アルゴル、スピカ、アンタレス、フォマルハウト、アルデバラン、シリウス、プロキオンの8つです。各出生天体について、設定したオーブ内でこれらの恒星との合をチェックし、ヒットした項目を恒星名と合のオーブとともに専用の恒星テーブルに一覧表示します。

恒星は合だけで読むのが基本なので、許容するオーブが表示される恒星の数に大きく影響します。オーブを狭くすると、いちばん近い重要な接触だけが表示されます。

恒星の表示は、はじめはオフです。表示設定の「天体」タブで「恒星を表示」をオンにし、「恒星オーブ」で幅を決めます。オーブのはじめの値は1°です。

関連項目