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セクト(昼図/夜図)

チャートが昼図か夜図かの見方と、セクトが各天体にとって何を意味するかについて。

セクトは、すべてのチャートを「昼図」と「夜図」のどちらかに分類する、ヘレニズム占星術の基礎概念です。出生の瞬間に太陽が地平線より上にあれば昼図(デュアーナル)、下にあれば夜図(ノクターナル)です。この区別で、チャート全体の読み方が変わります。占星術を学んでいる人向けの技法なので、一重円に慣れてから読んでください。

開き方

セクトは、一重円のデータパネルに1行で表示されます。太陽または月のアイコンとともに昼のチャートまたは夜のチャートと出るので、チャートのセクトが一目で分かります。

出生図の昼夜のセクト表示

セクトの行は、はじめからオンです。表示しないときは、次の手順で切り替えます。

  1. チャート画面右上の歯車「表示設定」を開きます。
  2. 「計算・表」タブの「表とバッジ」で、セクトを表示のスイッチを切り替えます。

昼夜の判定

画面のセクトは、太陽が第7〜12ハウスにあれば昼、第1〜6ハウスなら夜と判定します。ハウスの区切りは選んでいるハウス方式で決まるので、方式によっては境目の判定が変わることがあります。水星の朝・夕の扱いはしていません。

セクトライト

各チャートには「セクトライト」、つまりそのチャートを主導する発光体(ルミナリー)があります。

  • 昼図: 太陽がセクトライトになります。
  • 夜図: 月がセクトライトになります。

セクトライトは伝統的に、チャート全体の人生と生命力を示す最も重要な指標として読まれます。

セクトの吉星と凶星

セクトは、吉星と凶星のふるまい方も組み替えます。各チャートには、そのセクトに合って建設的に働きやすい吉星と凶星がそれぞれ1つずつあり、セクトに反して難しくなりやすい吉星と凶星もそれぞれ1つずつあります。

  • 昼図: 木星がセクトの吉星、土星がセクトの凶星となり、どちらも昼のほうが穏当に働くとされます。
  • 夜図: 金星がセクトの吉星、火星がセクトの凶星となり、どちらも夜のほうが穏当に働くとされます。

入門レベルの目安としては、「セクトに属する」天体は滑らかに働きやすく、「セクト外」の天体は、配置が良くても扱いが難しくなりやすい、と考えます。

読み方

まずチャートが昼図か夜図かを確認し、次にセクトライト(昼は太陽、夜は月)を人生の主要な表示星として押さえます。そのうえで、どの吉星・凶星がそのセクトに属するかを見ると、助けになりやすい天体と、意識して扱いたい天体が分かります。

関連ページ

  • 一重円: 昼/夜の行が表示される場所について。
  • 伝統技法: ディグニティ・相互レセプション・赤緯・恒星について。