コンポジットチャート
二人の中間点から関係性そのもののチャートを作成する方法について。
コンポジットチャートは、二人の天体位置の中間点(ミッドポイント)を計算して作られる、関係性そのものを表す1つのチャートです。個人のチャートではなく「二人の関係」を1つの存在として読み解くことができるため、パートナーシップの本質や方向性を深く理解したいときに役立ちます。

ミッドポイントの計算方法
コンポジットチャートの各天体は、二人それぞれの天体位置を平均して求められます。たとえば、Aさんの太陽が牡羊座10度、Bさんの太陽が牡羊座20度にある場合、コンポジットの太陽は牡羊座15度に配置されます。
この計算はすべての天体・感受点に対して同様に行われます。算出された中間点をもとにホイールチャートが描画され、二人の関係性が1つの円として可視化されます。
パートナーの選択
コンポジットチャートを作成するには、二人分の出生データが必要です。パートナー選択画面は相性チャート(シナストリー)と同じインターフェースで、登録済みの出生データ一覧から二人を選ぶだけで作成できます。
相性チャート(シナストリー)との違い
相性チャートとコンポジットチャートはどちらも二人の関係を分析する手法ですが、アプローチが異なります。
- 相性チャート(シナストリー) - 二人のネイタルチャートを重ね合わせて表示します。Aさんの天体がBさんのハウスやアスペクトにどう影響するかなど、「お互いがどう作用し合うか」を読み解く手法です。
- コンポジットチャート - 二人の天体位置を統合して1つのチャートにまとめます。関係性そのものを独立した存在として捉え、「この関係がどんな性質を持つか」を読み解く手法です。
シナストリーが「二人の間のダイナミクス」を示すのに対し、コンポジットは「関係性という第三の存在」を描き出します。両方を併用すると、関係性をより多角的に理解できます。
チャートの読み方
コンポジットチャートは、通常のネイタルチャートと同じ方法で読むことができます。星座(サイン)、ハウス、アスペクトの意味はそのまま適用されますが、解釈の対象が個人ではなく「関係性」になる点が異なります。
- コンポジットの太陽 - 関係性の核となるテーマや目的を示します
- コンポジットの月 - 二人が一緒にいるときの感情的な雰囲気やニーズを表します
- コンポジットのアスペクト - 関係性が内包するエネルギーの流れや課題を示します
ハウス配置は、関係性がどの人生領域で最も表現されるかを示します。たとえば、コンポジットの太陽が7ハウスにあれば、パートナーシップそのものに強い焦点が当たる関係といえます。