9月23日ごろ、秋分を迎えます。太陽が天秤座に入る日です。昼と夜の長さがほぼ等しくなる、一年で二回だけの釣り合いの日。今日は、天秤座シーズンをどんな気持ちで過ごすかを書きます。
天秤座が照らすもの
天秤座は、関係性とバランスの星座です。自分と相手、与えることと受け取ること、その間でどう釣り合いを取るか。秋分が昼と夜の釣り合いの日であることと、太陽が天秤座に入ることは、きれいに重なっています。
キーワードを挙げるなら、調和、公平さ、美しさ、そして他者。天秤座の季節は、自分ひとりの世界から少し視野が広がって、まわりとの間にある空気に意識が向きやすくなる時期です。
ここで気をつけたいのは、「まわりに合わせなさい」という号令として受け取らないことです。天秤座的なバランスは、自分を消して相手に合わせることではありません。自分の側の重さもちゃんと乗せたうえで、相手との間で釣り合いを探すこと。片方の皿を空にしたら、天秤は傾いたままです。
釣り合いを、自分の暮らしで見てみる
天秤座シーズンに一つ試すなら、最近の自分の「与える」と「受け取る」の重さを、量ってみることです。
誰かのために動いてばかりで、受け取るのが下手になっていないか。逆に、もらうことに慣れて、返すのを忘れていないか。よい悪いを裁くためではありません。今の自分の天秤がどちらに傾いているかを、静かに見てみるだけです。秋分の釣り合いの日は、それを思い出すのにちょうどいい節目です。
関係の中で無理をしているとき、たいてい天秤はどちらかに傾いています。その傾きに気づくだけで、少し姿勢が変わります。全部を今すぐ直さなくていい。傾いているな、と分かっているだけで違います。
星道で自分の天秤座を見る
天秤座が自分のチャートのどこにあるかは、星道で出生図を作るとすぐ分かります。天秤座がどのハウス(人生のどの分野)にかかっているか。そこが、この時期にバランスのテーマが出やすい場所のヒントになります。
太陽が天秤座を通るこの一ヶ月、自分のその部屋あたりで、釣り合いを取り直す出来事が起きやすいかもしれません。起きたら、どちらに傾いていたのかを見てみる。それが、自分の関係の癖を知る手がかりになります。
秋分は、一年のちょうど折り返しに近い節目でもあります。ここまでの自分がどこに重心を置いてきたか。天秤座シーズンの入り口に、一度、自分の天秤を眺めてみるといいと思います。