季節と占星術
水星が順行に戻る日 逆行明けの動き方
7月24日、6月末から続いた水星逆行が明けて順行に戻ります。逆行の間に見直したことを、どう動きに変えていくか。月末の太陽と木星の重なりにも触れながら書きます。
Yuki 約3分
7月24日、水星が順行に戻ります。6月30日から続いていた水星逆行(水星が天球上で逆向きに動いて見える期間)が、この日で明けます。前回、逆行の入り口で「立ち止まって見直す時期」という話を書きました。今日はその続きで、逆行が明けたあとの動き方について書きます。
2026年7月24日 正午の空。
順行に戻る、ということ
逆行が明けると、止まっていたものが動き出す、と言われます。連絡が通りやすくなる、決めかねていたことに区切りがつく。そういう手応えを感じる人もいるかもしれません。ただ、順行に戻った瞬間からすべてが軽快に進む、というわけではありません。水星は逆行を終えても、しばらくは同じ場所をゆっくり進み直します。ギアがいきなりトップに入るのではなく、低速から少しずつ上げていくような時期です。
だから、逆行明けを「巻き返しの号令」として受け取って一気に動こうとすると、空回りしやすい。むしろ、逆行の間に見直したことを思い出すところから始めると、流れに乗りやすいと思います。
逆行中に、何に気づいたか
水星逆行の価値は、トラブルを避けることよりも、立ち止まったときに何が見えたかにあります。この一ヶ月弱の間に、言いそびれていたことを思い出した人。同じやり方を続けるのに違和感が出てきた人。昔の知り合いから連絡が来て、過去の何かを見直すことになった人。それぞれに、逆行が運んできた「もう一度見る」きっかけがあったはずです。
順行に戻る今は、その気づきを動きに変えていくタイミングです。見直して、まだ続けたいと思えたことは、改めて前に進める。続けなくていいと気づいたことは、ここで手放す。逆行はそのための仕分けの時間だったと考えると、明けたあとにやることが見えてきます。自分が何を見直したのか、ノートに書き出してみるのもいい方法です。
月末に向けて
順行に戻った数日後、7月30日に太陽と木星が獅子座で重なります。木星は広がりや恵みと結びつく星で、それが自分を表現するサインである獅子座で太陽と一緒になる。獅子座シーズンのハイライトのような配置です。水星が順行に戻って思考や言葉が前を向き始めるところに、自分らしさを大きく開いていく追い風が重なる流れになっています。
逆行明けの数日で足元を整えて、月末の獅子座の高まりにそっと乗っていく。7月後半は、そんなふうに過ごすと無理がないと思います。
星道で水星の動きを見る
今、水星がどのサインを、どんな速度で動いているかは、星道のトランジット機能で確認できます。自分のチャートに今の水星を重ねると、逆行と順行の切り替わりが、自分のどの場所で起きているかが見えてきます。逆行中に手こずったテーマと照らし合わせてみると、この時期の見直しが何についてのものだったか、輪郭がはっきりするかもしれません。