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自分のチャートの形を知る 惑星の散らばり方が映すもの
10個の天体が円のどこに散らばっているか。その全体の形にも、自分の傾向を映すヒントがあります。代表的なチャートの形をいくつか紹介します。
Yuki 約3分
ネイタルチャートを読むとき、多くの人はまず太陽や月がどのサインにあるかを見ます。それも大事な入口ですが、もう一つ、円全体をぐっと引いて眺める見方があります。10個の天体が円のどこに集まり、どこが空いているか。その散らばり方の「形」にも、自分の傾向を映すヒントがあります。今日はその話を書きます。
形から読む、という発想
20世紀の占星術家マーク・エドモンド・ジョーンズが、天体の配置パターン(チャートの形)をいくつかの型に整理しました。一つ一つの天体やサインを細かく読む前に、全体のシルエットをつかむ。地図を広げて、まず山が片側に寄っているのか、平野に散っているのかを見るのに似ています。
形は、自分のエネルギーがどこへ向かいやすいかのおおまかな傾向を見せてくれます。当てはめて決めつけるのに使うと窮屈になります。「言われてみれば」と自分を確かめるための、ゆるい手がかりとして使うのがちょうどいいと思います。
代表的な形をいくつか
バンドル型は、10個の天体が円の3分の1ほどの狭い範囲に固まっている形です。関心や力が一点に集中しやすく、狭く深く掘る傾向が出やすい。専門を持つ人に多いとも言われます。
スプラッシュ型は反対に、天体が円全体に大きく散らばっている形です。あちこちに関心が向き、いろいろな分野に手を伸ばす。広く浅くなりやすい一方で、つなげる発想が得意なこともあります。
ボウル型は、全天体が円の半分(180度)の側に収まっている形です。器に何かを抱えているようなイメージで、自分の内側で完結させる力や、空いている側を埋めたい動機が出てくることがあります。
バケット型は、ボウルの形に、ただ一つだけ反対側に離れた天体(取っ手)が加わったものです。その取っ手の天体が、抱えたエネルギーの出口や、その人ならではの向かう先になりやすいと読みます。
ほかにも、推進力のロコモーティブ型、二つの世界を行き来するシーソー型など、いくつかの型があります。どれが良い悪いということはありません。
形は出発点
チャートの形は、性格を言い当てる占いではありません。同じバンドル型でも、生きている人によってその集中の使い方は違います。形はあくまで、自分のエネルギーの向き方を眺めるための入口で、そこから先は一つ一つの天体やサインを読み込んでいくことになります。まず全体像をつかんでおくと、細部を読むときに迷子になりにくい、という順番の話だと思ってください。
星道で自分の形を見る
自分のチャートがどの形に近いかは、星道で出生図を作ると、天体が円のどこに並んでいるかが一目で分かります。全体を眺めて、どこに固まり、どこが空いているか。その空白も含めて、自分のエネルギーの地図として見てみると、いつものサイン占いとは少し違う角度から自分が見えてきます。