EN

リーディングガイド

シナストリー入門 二人のチャートを重ねて読む

二人のネイタルチャートを重ねて関係性を読むシナストリー。何が見えて、どこから読み始めればいいのかを整理します。

Yuki 約2分


友人と一緒にいるとき、言葉にしなくてもこちらの気分を拾ってくれる人がいます。反対に、好意はあるのにどうしても話がかみ合わない相手もいる。相性という言葉はよく使うのに、その中身を具体的に見る方法はあまり知られていません。占星術には、そこを読むための手法があります。シナストリー(二人のチャートを重ねて見る手法)です。

二枚の地図を重ねる

ネイタルチャートは、生まれた瞬間の空を写し取った地図です。シナストリーでは、この地図を二人分、一つの円の上に重ねます。内側のリングにAさんの天体、外側のリングにBさんの天体を配置して、お互いの天体同士がどんな角度関係(アスペクト)を作っているかを見ます。

この角度関係が、二人の間で起きやすい力学を映し出します。たとえば、Aさんの金星とBさんの火星が近い角度にあると、自然と引き合う感覚が生まれやすい。Aさんの土星がBさんの月にきつい角度を作っていると、一緒にいるとどちらかが窮屈に感じる場面が出てくることがある。

恋愛以外にも使える

シナストリーと聞くと恋愛の相性診断を想像しがちですが、使える場面はもっと広い。親子の関係、仕事のパートナー、長年の友人。二人の人間がいればシナストリーは成り立ちます。

たとえば親子のシナストリーで、親の土星が子どもの太陽に重なっている場合、親のほうが無意識にブレーキをかける構図が見えることがあります。良い悪いの判定を脇に置いて、構造として「ここにこういう力がかかっている」と分かるだけで、関係の手触りが変わります。

読むときに意識しておきたいこと

シナストリーは相性の「答え」を出すものではありません。角度が一つ良くても、別の角度で引っかかることは普通にあります。一つの配置だけで関係全体を判断するのは無理があって、チャート全体を見渡して、どこに楽な流れがあり、どこに摩擦が起きやすいかを把握するのが使い方としてまっとうです。

それと、チャートに出る「難しい」配置が、関係を壊すとは限りません。摩擦がある場所こそ、二人が向き合うことで互いに変わっていく起点になることもあります。チャートは力の配置を見せてくれるだけで、そこからどうするかは二人次第です。

星道で二人のチャートを重ねてみる

星道では、二人分の出生データを登録すると相性チャート(シナストリー)を表示できます。内側と外側のリングに天体が並んで、角度関係がそのまま線で結ばれるので、どこに引き合いがあってどこに張りがあるかが視覚的に分かります。まずは身近な人と自分のチャートを重ねてみると、普段感じている関係の手触りに、言葉がつくかもしれません。

星道を開いて二人のチャートを重ねる

シェア

← ブログ一覧へ戻る